映画の巻14
小さい頃に見て、怖かったという漠然としたイメージしか残って無かったので、初見の感じで観た・・・《エレファント・マン》
深く、そして今を考えさせられる作品だ!
製作年度: 1980年
製作国・地域: アメリカ/イギリス
上映時間: 124分
監督: デヴィッド・リンチ
原作: フレデリック・トリーブス/アシュ リー・モンタギュー
脚本: クリストファー・デヴォア/エリッ ク・バーグレン/デヴィッド・リンチ
出演: ジョン・ハート/アンソニー・ホプ キンス/アン・バンクロフト/ジョン・ギー ルグッド/ウェンディ・ヒラー/フレディ ・ジョーンズ/キャスリーン・バイロン/ハ ンナ・ゴードン/フレデリック・トレヴェ ス
もう32年前の作品だが、キャストはもはや世界を代表する名優となっている
内容も、イジメ問題がクローズアップされる現在でも、人間の核心を描いた本作品が色褪せる事は無い!
あるサイトのレビューで、この作品自体や強烈な描写をした事に対してデヴィッド・リンチ監督への批判的な意見も出てたが、自分はそうは思わない!
多少、残酷だったり倒錯的な表現があろうとも、それは作り手の意図であり、メッセージ性だと解釈する!
自分の好きなメジャー・リーグでも日本人選手の処遇に対して安易に監督・球団批判をする輩が多いが、甚だ見当違いだ!!
選手達も、映画の出演者もそんなもんは望んじゃいない!
悪役なら、嫌われる程の演技ができれば、してやったり・・・彼らは、あくまで映画という架空の世界を作るプロフェッショナルなのだから!
ただ、上辺だけで『残酷な映画を作ったから、お前も同類だ!』的な事を声高にうったえる人間程、物事の上辺だけしか見ない{偽善者}だ!!
こういう人間に限って、自分に酔いしれ平気でネタバレをしてる迷惑にも気付かない滑稽ささ!?
最後に、自分は障害者やイジメ問題に対しては、(強い立場の者が、弱い立場の者を守る!)という強い信念を持っている・・・もしも、自分に障害者の家族や友人がたら!?、もしも、自分が障害者だったら!?(自分には、身内に障害者がいる・・・障害のある親友も14年前に若くして逝った)
前述のような精神が通る世の中に浸透すれば、陰惨な事件やトラブルは少しは減るはず・・・・
See Ya!
by longoria
| 2012-08-24 02:19
| 映画